納期短縮のポイント / アルミ・ステンレス・チタンなどの金属の精密な切削加工技術

納期短縮のポイント

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納期短縮のポイント 急な設計変更、トラブルによる部品不足、等、短納期でどうしても部品が必要な局面は必ず訪れます。
そんな時に、部品を発注する側からちょっとした工夫をすることで、納期を短縮する事ができます。ここではそういうポイントを紹介します。

まずは、切削加工にかかっている時間について考えてみましょう。
切削加工は他の加工方法に比べて加工効率が良い方法です。
放電加工、研削加工、その他いろいろな加工方法がありますが、実際に工具で金属を削っている時間は結構短いものです。
例えば、弊社のよく扱っている手のひらに乗るくらいの製品は、かなり困難な形状でも実際に加工している時間を考えると1時間を越えることはほとんど無いでしょう。

例えば、半導体製造装置に使われる複雑な複合加工製品を急に20個調達したい。
と考えても、本当に加工そのものにかかる時間は1日かかることはまずありません。

(もちろん、加工するワークのサイズが1メートルを超えるとか、1万個の部品を製造する。となれば話は違いますが。)

では、なんでそこで加工屋さんから1ヶ月とかの納期を告げられてしまうのでしょう? それは、予定通り加工を進められない、何点かのポイントがあります。

1:材料調達 まず、通常に流通している材料ならば、注文の2日後にはほとんど入ってきます。
超特急で頼めば、当日にも入れてもらえることもあります。
しかし、
・特殊でほとんど流通していないもの→ 納期が読めない
・材料に特殊な処理が必要なもの→ 1週間以上かかる事もあり
・特殊なサイズに加工が必要なもの→ 1週間以上かかる事もあり
・需要が多く、流通量が減っているもの→ 納期が読めない等、材料選びによって、全く納期が異なってきます。
一般的な材料であっても、通常使わない大きさ(棒材の径)を頼むと、
時間がかかる事も多いので注意です。
特急品を頼む時は、よく使われる材料で頼む事がポイントです。
材料の詳細は、「素材で選ぶ」のページを参照してください。
2:特殊な工具 形状によっては、汎用的な工具では加工が困難な部分もあります。
特殊な工具は注文すると1ヶ月かかるものもあります。
できるだけ、汎用的な工具で加工ができる形状に簡略化できるとよいでしょう。
細かい形状が必要なところは、特殊工具が必要な確立が高くなります。
3:困難な仕上げ作業 切削加工はあっという間に終わっても、その製品のバリ取りに加工の
10倍以上の時間がかかってしまうこともあります。
例えば、メネジ形状が交差しているような部分のバリ取りを考えてみてください。
こういった部分を、全くバリ無く仕上げるためには、そのためだけの特殊工具を用いて手作業が必要になることもあります。
設計のポイントとしては、バリが出たとしても、そこが機能に影響しないようにすることです。
(もちろん、由紀精密では、切削加工で取る事ができるバリは全て機械で取ります。)
4:後処理 焼き入れ、メッキ等の後処理は、切削加工屋さんの場合ほとんど外注先で行います。よって、通常1日~2日でできる熱処理でもタイミングが悪いと1週間待たされることもあります。 これらをなくしてしまうことができれば納期は短縮できます。
例えば、ある程度硬度の必要なものは、焼き入れを行わずにプリハードン鋼を使う(素材で選ぶ参照)とか、防錆のためにメッキが必要な部品は、ステンレス鋼で代用するという方法もあります。
5:生産スケジュール 上記全てうまくクリアしても、肝心な切削加工の機械自体が1ヶ月先まで空いてない。という自体も考えられます。試作専業の業者ならば、まずこういった自体は無いのですが、量産加工と試作を両方行っている業者は、たまたま長い量産がはいっていたりすると、対応できない事もあります。ここのところは、加工業者に注文の前に確認を取っておく必要があります。 由紀精密では、量産も試作も対応しておりますが、ほとんどの製品が機械の占有時間で1週間を超えることはありません。また、それぞれの製品サイズで2台以上のマシンを用意しているので、たとえ量産が入っていても、短納期製品も並列で処理できるような仕組みをとっているので、短納期に強い会社といえるでしょう。

これらのポイントをしっかりと理解しておく事で、
急な部品調達もあわてることなく対応することができるでしょう。

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